前編では、私がプラチナプリファードを作り、5%改悪を経てゴールドへ乗り換えた実体験をお話ししました(まだの方は 前編 から)。
後編のテーマは、その背景にある「楽天とSBIの二刀流」です。私は証券もカードも”2つずつ”持っています。楽天証券+SBI証券、楽天カード+三井住友カード。一見ムダに見えるこの体制が、実は「リスク分散」と「ポイント最大化」を同時に叶える——その仕組みと、2年半で貯まったVポイント実質10万pt超の実例を、全部お見せします。

証券もカードも2つずつって、管理が面倒そう。1つにまとめた方が楽じゃない?

気持ちは分かります。でも”あえて2つ”にすることで、片方が改悪・障害でも困らないし、両方のおいしい所取りができる。ポイントは「役割を分ける」ことです。
なぜカードも証券も”2つずつ”持つのか
私の二刀流は、こう役割分担しています。
| SBI側 | 楽天側 | |
|---|---|---|
| 証券 | SBI証券(新NISA成長枠:日本の高配当株) | 楽天証券(旧NISA等:米国インデックス) |
| カード | 三井住友ゴールド(NL)(クレカ積立・Vポイント) | 楽天カード(楽天経済圏の買い物) |
理由はシンプルです。リスク分散=証券・銀行・カードを1グループに集中させない(システム障害・改悪・規約変更への保険)。ポイント最大化=SBI側ではVポイント、楽天側では楽天ポイントと、両方の経済圏のおいしい所を取る。
「片方に寄せた方が楽」なのは事実。でも私は、新NISAという長期戦の器だからこそ”分けておく”安心を選びました。
共用口座は「住信SBIネット銀行」に集約
二刀流を回す土台が、共用口座にしている住信SBIネット銀行です。我が家は夫婦で家計を支える形をとっていて、毎月それぞれが共用口座へ一定額を入れ、そこから生活費をまかなっています(家計の管理は基本的に私が担当)。この銀行を選んだのは、家計管理との相性が抜群だからです。
- 定額自動入金サービス:給与口座から毎月決まった額を手数料無料で自動入金。「毎月振り込む」手間がゼロに
- 目的別口座(最大10個):1つの口座の中に「生活費」「特別費」「教育費」などの箱を作れる。費目が一目で見える化
- スマプロランク:条件達成でATM手数料・他行振込手数料が月複数回〜最大月20回無料
- 三井住友カードの引き落とし口座に設定:カードの支出が共用口座に集約され、把握が一気に楽に
「自動化」「見える化」「手数料ゼロ」が揃う。面倒くさがりでも続く家計の仕組みが作れます。

目的別口座いいな…。うちは1つの口座に全部入っててグチャグチャだよ。

箱を分けるだけで「使っていいお金/触らないお金」が明確になります。自動入金と組み合わせれば、ほぼ”ほったらかし”で家計が回りますよ。
家族カードで買い物を集約|夫婦で家計を支える仕組み
生活の買い物は、基本的にカードに集約しています。妻にも家族カードを持ってもらい、日々の支払いはそこへ。現金が必要な場面は私が出し、個人的な買い物はそれぞれの財布から——というシンプルなルールです。
カードに集約するメリットは、ポイントだけではありません。支出が明細に全部残る=家計簿が自動で完成すること。我が家はこれで、ほぼ家計簿アプリと明細だけで支出を把握できています。
(※家庭ごとの事情や金額の細部は割愛しますが、要は「夫婦で1つの共用口座と家族カードに集約し、見える化する」のが肝です。)
Vポイントは”3階建て”で貯まる|使う・持つ・積む
ここからが二刀流の真骨頂、ポイントの多層取りです。SBI×三井住友の組み合わせだと、Vポイントが3つの階層で貯まります。
1階:使う(通常利用ポイント)
日々の買い物を三井住友カードに集約。月20万円利用で、ゴールド通常0.5%=月1,000pt級。私の実績では、通常利用ポイントだけで累計約42,000pt貯まっていました。
2階:持つ(投信マイレージ)
これが地味にすごい。SBI証券は投資信託を保有しているだけで、毎月ポイントがもらえます。私の履歴では、2024年5月の119ptから2026年5月の290ptへ右肩上がり、累計5,175pt(平均207pt/月)。積立で残高が増えるほど毎月の額も増える雪だるま式で、「持っているだけ」で毎年もらえます。
3階:積む(クレカ積立)
新NISAのクレカ積立で付くVポイント。前編で書いた通り改悪で月300ptになりましたが、それでも”買い付けながら付く”のは健在です。

使う・持つ・積むの3階建てか…。同じVポイントが3方向から入ってくるのは効率いいね。

そうなんです。特に「持つ=投信マイレージ」は、何もしなくても毎月入る。長期投資と相性が良くて、続けるほど効いてきます。
2年半でVポイント実質10万pt超|実ログの内訳
実際に私のVポイント獲得履歴(2023年9月〜2026年6月)を集計すると、こうなりました。
| 種別 | 累計 |
|---|---|
| 通常利用ポイント | 約42,000 |
| クレカ積立特典 | 約28,900 |
| 継続ボーナス | 20,000 |
| 投信マイレージ(持つだけ) | 約5,200 |
| 特約店+%上乗せ | 約4,100 |
| その他(連携・抽選等) | 約1,400 |
| 合計(実質) | 約10万pt超 |
約2年半で、実質10万ポイント超。これは現金同様に使えるVポイントです。「使う・持つ・積む」を二刀流で回すと、ここまで積み上がる——という実例です。
ひとつ注意も。投信マイレージは”保有残高の時価×料率”で計算されるので、相場が下がった月はもらえる額も少し減ります。私の履歴でも、相場が崩れた月はポイントが凹んでいました。増えたり減ったりしながら、基調として増える——この感覚は持っておくと安心です。
楽天経済圏との両取り|使い分けのコツ
「SBIに寄せたなら、楽天はもう要らない?」——いいえ、両取りです。私はこう使い分けています。
- 楽天市場・お買い物マラソン・ふるさと納税・楽天モバイル → 楽天カード(楽天経済圏のポイント爆発力はここでしか出ない。我が家は楽天で累計100万pt超の実績)
- 新NISAのクレカ積立・日々の決済 → 三井住友ゴールド(Vポイント経済圏)
- 旅行(思い出づくり) → 楽天トラベル(年20万円ほど。家族の思い出は最優先の支出)
「楽天かSBIか」ではなく「楽天もSBIも」。経済圏は1つに絞る必要はありません。役割を分けて両取りすれば、ポイントもリスク分散も両立できます。詳しくは→ 楽天100万pt獲得の実績 / 経済圏×投資の統合戦略

二刀流って”上級者向け”だと思ってたけど、役割を分けるだけなら真似できそう。

はい。いきなり完璧を目指さなくていい。まずは「証券をもう1つ」か「共用口座を1つ作る」だけでも、分散とポイントの一歩になります。
まとめ:二刀流は”分散”と”ポイント”の一石二鳥
前後編を通して、47歳パパの「カードと証券の二刀流」の実態をお見せしました。
- 証券もカードも2つずつで、リスク分散×ポイント最大化
- 共用口座は住信SBIネット銀行に集約(自動入金・目的別口座・手数料ゼロ)
- Vポイントは使う・持つ・積むの3階建てで、2年半に実質10万pt超
- 楽天経済圏とは役割を分けて両取り
大切なのは、完璧主義にならないこと。「分けておく安心」と「両取りのお得」を、できる範囲で取り入れる。それだけで家計は強くなります。まずは土台となる証券口座から。私の楽天証券・SBI証券の使い分けはこちらが詳しいです→ 楽天証券とSBI証券は「併用」が正解
📌 楽天証券をまだお持ちでない方へ
楽天証券は国内株・投資信託の手数料が完全無料。楽天ポイントをそのまま投資に使えるので、楽天経済圏ユーザーには特に相性抜群です。
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※投資には元本割れ等のリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いします。
