「結局、どの株を買えば一番儲かるの?」
投資を始めようとする時、誰もが抱く疑問です。かつての私も、一発逆転を狙ってIPO株や話題の銘柄を追いかけては、失敗を繰り返していました。
しかし、2019年に「ある手法」に切り替えたことで、私の資産形成は劇的に安定しました。それが、優良なインデックスファンドへの積立投資です。

「結論から言うと、難しい分析は一切やめました。ただ、S&P500を信じて買い続けただけです」
結果、5年経った現在の成績は、元本に対して約2.4倍、含み益は+230万円を突破しました。
特別な才能があったわけではありません。やったことは「毎月の自動積立」の設定だけ。それなのに、なぜこれほどの大差がついたのか?
そこには、コロナショックという暴落を乗り越えた**「握力(=持ち続ける力)」**と、時間を味方につける戦略がありました。
この記事では、
- S&P500積立5年間のリアルな運用実績
- 暴落時に私が「売らない」ために意識したこと
- 投資未経験の妻や0歳の息子まで、家族全員で資産を増やしている秘訣
をすべて公開します。
「新NISAで何を買えばいいか迷っている」「暴落が怖くて一歩踏み出せない」というあなたへ。この記事が、あなたの背中を優しく、かつ強力に押す一助になれば幸いです。
1. なぜ「インデックス投資」が資産形成のコアなのか?
「どの株が上がるか当てるなんて、やっぱりギャンブルじゃないの?」
かつての私はそう思っていました。しかし、インデックス投資は特定の企業の成長を「当てる」ゲームではなく、**世界(あるいは特定の国)の経済成長そのものに「乗る」**という非常に合理的な手法です。

「プロの投資家でも市場平均に勝つのは難しい。なら、最初から市場平均を丸ごと買えばいい。この潔さがインデックス投資の強みです」
私が数ある手法の中から、インデックス投資を資産の「核(コア)」に据えた理由は、大きく分けて3つあります。
① 圧倒的な「低コスト」が利益を直撃する
投資信託には「信託報酬(運用手数料)」というコストがかかります。銀行の窓口などで勧められる商品の中には、手数料が1%を超えるものも珍しくありません。
一方、私がメインで運用している**「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」**の手数料は、驚きの年率0.1%以下。
コストの差は、将来の利益の差:
- 手数料1%の商品: 100万円運用で毎年1万円引かれる
- eMAXIS Slim(0.09372%内): 100万円運用で毎年約937円しか引かれない
このわずかな差が、10年、20年と積み重なると、数百万円という巨大な差になって返ってきます。
② 米国を代表する「最強の500社」に分散投資できる
S&P500とは、アップル、マイクロソフト、アマゾンといった米国を代表する時価総額上位500社の株価に基づいた指標です。

「1つの会社がダメになっても、残りの499社がカバーしてくれる。しかも、ダメな会社は自動で外され、勢いのある会社が組み入れられる『自動入れ替え機能』付きです」
自分で分析して銘柄を入れ替える手間が一切かからず、常に「その時の最強メンバー」に投資し続けられる。これが忙しい会社員にとって最大のメリットでした。
③ 「複利の力」が雪だるま式に資産を増やす
インデックス投資の真骨頂は、利益がさらに利益を生む「複利」にあります。
私は2019年の旧NISA開始時から、月33,333円の積立を淡々と続けました。最初は数円、数百円の増減でしたが、5年経った今、**増えた利益がさらに大きな利益を呼ぶ「雪だるまの芯」**がようやく完成したのを実感しています。
| 運用スタイル | 投資対象 | メリット |
| インデックス投資 | 市場全体(S&P500など) | 手間なし・低コスト・再現性が高い |
| 個別株投資 | 特定の1社 | 上昇幅は大きいが、分析の手間とリスクが高い |
私にとってインデックス投資は、**「時間を味方につけて、寝ている間もお金に働いてもらう」**ための最強の仕組みでした。
2. 【実録】コロナショックの暴落で、私の資産はどう動いたか?
2019年に意気揚々と始めたS&P500への積立投資。しかし、そのわずか数ヶ月後、世界を未知のウイルスが襲いました。「コロナショック」です。
それまで順調に増えていた含み益は一瞬で吹き飛び、証券口座の画面は見る見るうちに「真っ赤(含み損)」に染まっていきました。
「このままゼロになるのでは?」という恐怖との戦い
当時の私の資産推移は、まさにジェットコースターでした。毎日ログインするたびに、数万、数十万という単位で自分のお金が削られていく。

『堅実な投資』を始めたはずなのに……。やっぱり投資は怖いものなのか?」
正直に言えば、一瞬だけ「今すぐ売って、これ以上の損失を防いだほうがいいのではないか」という考えが頭をよぎりました。
私を支えた「リベ大マインド」と「バーゲンセール」の考え方
踏みとどまることができたのは、YouTubeで学び続けていたリベ大の教えがあったからです。
暴落時に私が自分に言い聞かせたこと:
- 市場はいつか必ず回復する: 過去の歴史(リーマンショック等)がそれを証明している。
- 今はバーゲンセール中: 同じ金額で、普段より多くの株数が買えるチャンス。
- 売らなければ損失は確定しない: 評価損はあくまで「数字」に過ぎない。

「今ここで売るのは、バーゲン会場で商品を投げ捨てて逃げ出すのと同じだ。むしろ今こそ買い増すべき時なんだ!」
このマインドセットがあったおかげで、私は積立を止めるどころか、一度も売却することなく淡々と「気絶」して持ち続けることができました。
「握力」の差が+230万円の利益を生んだ
あれから数年が経ち、当時の「含み損」はどうなったでしょうか。
| 時期 | 状況 | 心理状態 |
| 2020年3月 | 含み損(‐数十万) | 恐怖・不安(試練の時) |
| 2026年現在 | 含み益 +230万円 | 確信・安泰(果実の時) |
結果は、資産額が元本の約2.4倍に成長。もしあの時、恐怖に負けて売っていたら、この+230万円という利益は絶対に手にすることができませんでした。
インデックス投資において最も重要なのは、分析力でも資金力でもありません。暴落時でも淡々と買い続け、市場に居続ける**「握力」**こそが、最大の成功要因なのです。
3. 家族への横展開:妻も息子もインデックス投資で資産増
インデックス投資の最大のメリットは、その「再現性の高さ」にあります。私のような投資オタクでなくても、正しいやり方さえ伝えれば、家族全員が同じように資産を増やすことができるのです。

「一人で頑張るより、家族で取り組む方がゴールへのスピードは圧倒的に早くなります」
わが家では現在、妻と1歳の息子も、それぞれ自分名義の口座で「お金のなる木」を育てています。
投資未経験の妻が2年で「含み益150万円」を達成した方法
「投資なんて、難しそうで自分には無理」と言っていた妻。そんな彼女が重い腰を上げたのは、私の運用実績を目の当たりにしたからでした。
彼女がやったことは非常にシンプルです。
- 余剰資金をドカンと一括投入(まずは市場に資金を置く)
- その後は毎月、淡々と定額積立
- 市場が暴落した時だけ、私のアドバイスで追加投入

「最初は不安だったけど、夫の言う通りに『安くなった時』に勇気を出して買ってみたら、一気に資産が増えて驚きました!」
投資を始めてわずか2年。彼女の口座は現在、150万円を超える含み益を出しています。彼女は今でもチャートを詳しく分析することはありませんが、市場の波にうまく乗ることで、立派な投資家として資産を増やしています。
0歳の息子へ贈る「18年後の100万円」
息子が生まれた際、私たちは「18歳の門出に最高のプレゼントを贈ろう」と決め、すぐにジュニア口座(未成年口座)を開設しました。
私から50万円、妻から50万円。合計100万円を種銭として、以下の2つの銘柄で運用をスタートさせています。
| 運用担当 | 投資先 | 狙い |
| 父(私) | S&P500 | 米国の爆発的な成長力に期待 |
| 母(妻) | オルカン | 全世界の経済成長を丸ごと掴む |
投資を始めて約1年。すでに入金額に対して**+20万円(合計120万円)**になっています。

「18年後、大学進学や就職のタイミングで渡すとき、複利の力でいくらになっているか……今から楽しみで仕方がありません」
家族で投資をするからこそ「握力」が強くなる
家族全員で資産運用に取り組む最大の利点は、暴落時に励まし合えることです。
一人だと不安で売ってしまいそうな時も、「今は安く買えるチャンスだね」「10年後には笑ってるよ」と共通の認識を持てる。この**「家族の握力」**こそが、世帯資産を3,000万円以上に押し上げた真の要因だと確信しています。
4. インデックス投資を成功させるための「3つの鉄則」
5年間、S&P500に積み立て続け、+230万円という結果を出してわかったことがあります。それは、インデックス投資で最も大切なのは「分析力」ではなく、**「投資を続けられる環境を作ること」**です。
私が実践している、シンプルながら強力な3つの鉄則をお伝えします。
① 「インデックス=全自動」と割り切る
私は高配当株投資も行っているため、日々の市場チェックや決算情報の収集は欠かしません。正直に言えば、毎日何度も株価を見ています。

「市場は毎日チェックしています。でも、S&P500(インデックス)に関しては、売買ボタンに指をかけることは絶対にありません」
インデックス投資を成功させるコツは、「見ない」ことではなく**「見ても何もしない仕組み」**を作ることです。
- 高配当株(攻め): 市場を分析し、割安なタイミングを狙って1株ずつ「S株」で買い集める(アクティブ)。
- インデックス(守り): 証券口座の設定で「全自動積立」にし、評価損益がどうなろうと完全に放置する(パッシブ)。
高配当株で市場の荒波を肌で感じているからこそ、インデックス部分は「何があっても動かさない聖域」として切り分ける。この**「役割分担」**が、私の資産形成を支えています。
② 「生活防衛資金」以外はすべて市場で働かせる
インデックス投資を加速させるためには、**「現金を眠らせない」**という徹底した意識が必要です。
よく「投資は15年以上使わない余剰資金で」と言われますが、わが家の考え方は少し違います。生活を支える最低限の「生活防衛資金」さえ確保できていれば、それ以外のお金はすべて「投資」に回すのが基本ルールです。

「たとえ車のような大きな買い物でも、金利の低いローンを活用し、手元のキャッシュは投資に回し続けます。その方が、複利の恩恵を最大化できるからです」
わが家のキャッシュフロー戦略:
- 生活防衛資金: 生活費の半年〜1年分。これだけは「絶対の守り」として現金で保有。
- それ以外: すべて投資へ。大きな出費も、低金利ローンを活用して「投資元本」を削らない。

「投資に回せる時間を1秒でも長く、金額を1円でも多くする。この徹底した『機会損失の回避』が、資産3,000万円への近道でした」
③ 手数料の高い「窓口」には近寄らない
「プロに相談したほうが安心」という考えは、インデックス投資においては逆効果です。銀行や証券会社の窓口で勧められる商品は、販売手数料や維持費(信託報酬)が高いものが多く、それだけで数百万単位の損失に繋がります。
私がSBI証券や楽天証券といったネット証券にこだわり、妻にもそれを使わせているのは、コストを極限まで抑えるためです。
- ネット証券: 手数料が最安クラス。自分のペースで買える。
- 対面窓口: 手数料が割高。不要な商品を勧められるリスクがある。

「手数料の0.1%の差は、20年後のあなたにとって大きな大きな金額の差になります」
「インデックス投資編」の締めくくりですね! これまでの「+230万円」という実績、暴落を乗り越えたマインド、家族での運用、そして独自のキャッシュフロー戦略を総括し、読者が「今すぐ動かなければ!」と思えるような熱量の高いまとめを作成しました。
WordPressの構成案として、最後の一押しをしていきましょう。
5. まとめ:時間は最大の武器。今すぐ「お金に働いてもらう」準備を
「もっと早く始めていればよかった……」 これは、投資で資産を増やした人が必ずと言っていいほど口にする言葉です。
5年間で+230万円、資産2.4倍という結果は、私に投資の才能があったからではありません。ただ、「S&P500という強い指数を選び、時間をかけてお金を働かせ続けた」、それだけです。

「インデックス投資において、最大の敵は暴落ではなく『始めないこと』。そして『途中でやめてしまうこと』なんです」
この記事でご紹介したポイントを振り返ります。
インデックス投資成功の要点:
- コア資産として自動化: 高配当株とは切り離し、設定したら「何もしない」仕組みを作る。
- 暴落はボーナスタイム: 資産が減る恐怖を「安く買えるチャンス」に書き換える。
- 機会損失をゼロにする: 生活防衛資金以外はローンも活用し、1円でも多く市場に置き続ける。
- 家族を巻き込む: 夫婦・子供と一緒に取り組むことで、世帯全体の資産増加スピードを上げる。
まずは月1,000円から。あなたの「お金のなる木」を植えよう
「まとまったお金ができてから始めよう」と思っているうちに、複利の恩恵はどんどん逃げていきます。

「まずは月1,000円、いや100円からでもいい。証券口座を開いて『買い注文』を出す。その最初の一歩が、5年後、10年後のあなたを助けてくれます」
もし、まだ口座を持っていない、あるいは新NISAの準備ができていないなら、私がメインで使っているSBI証券や、初心者に優しい楽天証券のどちらかを選べば間違いありません。

